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● コミュニケーション・スキル(傾聴)Communication Skill |
「社員のコミュニケーション能力を高めたい」、「指示命令だけではなく、部下の可能性を引き出す関わり方を教育したい」といったお問い合わせをよくいただきます。人と人のコミュニケーションの中でもっとも重要なことは、「聴くこと」であるとされています。親切心からの助言や励ましが、実は相手の話を遮り、気持ちを十分尊重できない、一方的なものとなり、抵抗や不快感をもたれる場合もあります。逆に、心から耳を傾けてもらえるだけで、自分を振り返り、気持ちを整理し、もともともっている力や可能性を発揮して答えを自力で見出したり、インスピレーションを得たり、発想を広げたりすることがあります。
「聴くこと」は一見単純で、受け身的なことのように思われるかもしれませんが、実は能動的に人と関わる、奥の深い世界です。カウンセリングやコミュニケーション・スキル、コーチングなどの基本である「傾聴(アクティヴ・リスニング)」は、このような「聴く」ための専門技術として、確立されています。
研修では、効果的に人と関わるために役立つ「傾聴」についてご紹介することで、相手の可能性を引き出す聴き方、質問の投げかけ方、あるいは関わり方とはどのようなものかを実践を通じて学びます。
【C+F研究所の傾聴研修の特徴】
弊社の研修には、次の3つの特徴があります。
- スキルだけでなく、傾聴の態度についても学ぶ。
- 研修の中で実践(実習)に多くの時間を割き、スキルと態度が身につく。
- 実習は、ロールプレイではなく、実際のケース(リアルケース)で行っている。
こういった取り組みにより、本当に現場で活きる傾聴を身につけることができます。
- 一般的な傾聴の研修では、スキル(質問の手法など)を知識として学び、実践(訓練)がない、もしくは実践の時間があっても、ロールプレイ(仮想のケース)で行うことになりがちです。
- 弊社の実習では、傾聴のスキル(あいづち、繰り返し、要約、共感、促し、「間」、効果的な質問方法)を繰り返し、身につけていきます。また、円滑にコミュニケーションを進めるだけでなく、コミュニケーションの質を高めていくことにも取り組みます。
- ペアワークでは、「聞き手」と「話し手」の両方の立場を体験することで、双方の気持ちを理解することができます。3名によるワークでは、「聞き手」「話し手」に「観察者」が加わります。「観察者」によって、聞き手と話し手のやり取りを客観的に振り返ることができます。
※ | 「職場のコミュニケーションをよくしたい、関係性を緊密にしたい」といった場合、コミュニケーションの量を増やすことに注力しがちですが、たんに量を増やすのではなく、コミュニケーションの質を向上させる必要があります。 |
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傾聴の手法は、他の手法(リーダーシップ・サークル、エニアグラムなど)と組み合わせて活用することで、双方の手法の効果を高めています。 |
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