リーダーシップ・サークルの効果

※1 LC
図中のLCとは、リーダーシップ・サークルを指します。

 

※2 チェンジ・リーダー
「変化を機会としてとらえる者のことである。変化を求め、機会とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとする者である」(P.F.ドラッガー)

 

 

一度の実施でもリーダーシップ・サークル(以下LCと表記)の効果を実感することができますが、継続していくことで、より大きな効果を得ることができます。

 

 

■ 一度で得られる効果


  • ミーティングに必要なスキル(コミュニケーション・創造的問題解決・プレゼンテーション・コーチング・会議のファシリテーションなど)を学ぶことができます。
  • お互いに仕事の課題について語る中で、それぞれの仕事の内容や状況が理解・共有されます。
  • 多様な視点から、問題や課題の解決に取り組むことができます。
  • メンバー間に信頼関係を築きます。

    ⇨ 仕事上の役割を越えた“人となり”に触れ、共に課題を考え、解決していく共通体験を通じて

     信頼関係ができるため、一度のLCでも絆をつくることができます。※

 

■ 継続することによって得られる効果

 

  • それぞれの仕事の内容や状況に対する理解が深まります。また、社内の取り組みにおいては、会社のビジョンや方針、全社的な問題が具体的に理解・共有されていきます。
  • ミーティングに必要なスキルが磨かれていきます。
  • 信頼関係が深まり、率直に話せる場となります。

    ⇨ ストレスを解消したり、気軽に相談できる場にもなり、メンタルな問題が深刻化するのを

     防ぎます。

  • メンバーから受ける励ましやサポートにエンパワーされ、意欲が高まり、主体的に問題解決に取り組むことができるようになります。

    ⇨ LCの場だけでなく、日常の仕事においても、お互いにサポートし合う人的ネットワークに

      なっていきます。

  • メンバーの多様性(背景や経験、価値観など)が問題解決の助けになると同時に、お互いのありかたやリーダーシップから学ぶことができます。
  • LCの経験を積み重ねていく中で、メンバーのリーダーシップ力が高まり、チェンジ・リーダーへと成長を遂げていきます。

 

※ 他のミーティングの手法では、「信頼関係はミーティングの体験を通じて徐々に築かれていくもの」とされることが多いですが、LC研修では、まずメンバーがお互いの“人となり”を知る機会を作り、信頼関係のベースをつくります。そして、LCの体験を通じて、信頼関係をより強固なものにしていきます。最初に短時間で信頼関係を築いてしまうのは、LCの特徴といえます。信頼関係という基盤があってこそ、本当の意味で効果のある学びが可能になり、ヴィジョンの共有ができると考えるからです。

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